「一次面接で毎回落ちるんだよな・・・」
そう感じている就活生の皆さん。
警告しておきます。それ、マズイですよ。
一次面接で何度も落ちる学生は危ない
ハッキリと申し上げますが、一次面接は受かって当然の試験です。
(もちろん、一次面接が最終面接、といったような企業は除きます)
もし、これを読んでいる皆さんが一次面接に何度も落ちているのなら、絶対にこの記事を読んで理由を分析し、対策を立てて下さい。
一次面接は足切り
一次面接は、言ってしまえば足切りです。
優秀な学生を採用するのではなく、明らかにダメそうな学生をバンバン落としていく。
そういう試験です。
ですから、論理的に、落ち着いて自分の言いたいことを伝えればまず落ちません。
落ちるようなら、どこかに欠点があるということです。
落ちていいのは2回まで
もちろん、面接は企業相手の試験ですから、相性や運の要素もあります。
初めての面接なら緊張することもあるでしょう。
しかし、それでも一次で落ちていいのはせいぜい2回くらいだと思います。
基本は、面接は全部通るつもりでいくべきです。
もし2回落ちたら、「自分の面接に改善することはないか?」と自問してみてください。
行きつく先はブラック企業
落ちる原因を自分で探して改善できれば問題ありません。
しかし、いつまでたっても改善できず、何度も一次面接に落ちるようなら、かなり危険な状態。
どこかに欠点を抱えたまま就活を進めることになり、ある程度優良な企業からはお祈りされ続けることになりかねません。
その結果、基準を落としてブラック企業からしか内定を貰えない、なんていうことも起こり得ると思います。
何度も落ちる理由
先ほども言ったように、一次面接で何度も落ちるということは必ず何かしらの原因があります。
その原因を特定しなければ、就活を成功に導くことは出来ません。
落ちる理由を分析する
一次面接で落ちる原因となりそうな要素を、いくつか挙げてみました。
自分が当てはまっていないかどうか、チェックしてみてください。
①服装・身だしなみ
第一印象に最も大きな影響を与えるのが、服装・身だしなみです。
- スーツは綺麗に仕立ててあるか?
- ネクタイは曲がっていないか?
- シャツはシワになっていないか?
- 髪は最低限整えてあるか?
- 靴は汚れていないか?
など、周りの就活生をさりげなく観察し、比較してみましょう。(女性の身だしなみはよくわからないので省略しました。すみません)
別にバッチリおしゃれに決める必要はないので、最低限綺麗にしておけば大丈夫です。
②言っていることがおかしい・嘘がある
第一印象が悪くないのなら、面接の内容に難があるということになります。
まずは、嘘をついていないか。
当たり前ですが、嘘をついてはいけません。また、嘘と思われるような発言もしてはいけません。
よくあるのが、「バイトで売り上げを30%あげました」などというもの。ガクチカなどで大見えを張ってしまうパターンです。
もちろんそれが嘘だという証拠は何もないのですが、普通の大人は嘘をついているか、もしくはかなりの誇張が入っていると判断します。
なぜなら、学生にそんなことはできないからです。そこまでできる学生なら起業しますし・・・。
完全な嘘でなくとも、嘘っぽいと思われる発言はしないほうが良いと思います。
③会話がおかしい、なりたっていない
また、話の整合性が取れていなかったり、会話が成立していなかったりする場合もあります。
ESに書いていることと全然違うことを話したり、聞かれたことと全然違うことを答えたりすると、まともな思考力がないのではないかと思われます。
一次は足切りなので、高度なアピールをしようなんて考えずに、アナウンサーになったつもりでハキハキ印象良く行きましょう。
③極度のコミュ障
これが最も厄介なのですが、一次面接に落ちる理由の最後は「極度のあがり症」です。
主張もしっかりできる、しっかり考えられる。でも本番になると緊張してしまい失敗する、という人も一定数います。
これはそう簡単に解決できる問題ではないのですが、解決しないと就活を成功させられないのも事実です。
一応、脳科学・神経科学の分野ではその辺のメンタルについての研究も進んでいることはお教えしておきます。
- 運動
- 睡眠
- 湯舟につかる
- 失敗を想定しておく
などは、効果があると言われているものです。
詳しくは本などを読んで欲しいのですが、色々な方法があるようです。
一次突破のための対策
先ほどの章で、一次面接を突破できない理由を分析できたと思います。
人によっては複数の原因が絡み合っている場合もありますが、とにかく原因を自分のなかでハッキリさせることが先決です。
原因が特定できたら、対策です。
一次面接を突破できないことには一生内定が取れないので、打てる手は全て打つつもりで対策しましょう。
ESを見直してみる
まずは、ESを見直してみましょう。
特に、自分の面接に自信があり、「面接は上手く行ったと思ったのに」と感じている人ほど有効です。
自分がアピールすることは何か、どんな内容を盛り込んでいるのかを見直してみましょう。
ESを書き直してブラッシュアップすることで、一気に面接に受かるようになるかもしれませんよ。
具体的なESの書き方、コツは、このサイトに大量に記事を入れています。ぜひ参考にしてみてください。
面接でのトークネタを変えてみる
面接で話す内容を変えてみるのもいいでしょう。
学生時代の話は、面接を繰り返す中で自分の中で鉄板ネタが出来上がってきます。
しかし、その鉄板トークが意外にもウケの悪いものだったら?
自分では印象に良いと思っているものでも、面接官の目から見れば全く魅力的に見えないのかもしれません。
その場合は、話す内容を変えてみるのがいいでしょう。
社会人と会ってみる
緊張して上手く話せない、何を話せばいいのか分からなくなる、という人は、既に働いている人に会って話してみるのもいいでしょう。
働いている人の言葉に触れてみることで、社会人の価値観を理解できるようになるかもしれません。
面接官と違い、社会人とのフリートークなら相手も本音を打ち明けるはずです。
何も打つ手がない、と感じたら足と自分の感覚を使って改善できないか考えてみましょう。
まとめ
一次面接は絶対に落とせない試験です。
一次面接で落ちることと二次・最終面接で落ちることは同じ負けでも全く意味が違います。
二次や最終では周りの学生のレベルや運・相性もありますが、一次はほぼ実力です。
変な学生、レベルの低い学生は遠慮なく落とされます。
一次は全通過が基本。これを肝に銘じてください。
では、皆さんの就活が成功することを願っています。
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