ES

ガクチカと志望動機は何が違うのか?考え方をまずは学びましょう

就活を始めて一番最初に一番最初にぶつかる壁、書類選考。

その書類選考の中で一番頭を悩ませるのが、「志望動機」と「ガクチカ」ですよね。

自分の魅力をアピールしつつ、論理的な文章に仕上げなければならないので、苦手にしている人も多いと思います。

しかし実は、両者の違いを知ればESは短時間で作りあげることができます。

そこで今回は、「ガクチカ」と「志望動機」の違いについて解説していきたいと思います。

ESを書く上で絶対に知っておくべきこと

そもそも、就活にESは必要なのでしょうか。

そんなことを聞くと、「ESを提出するようになってるんだから、必要でしょう」と言われる気がします。

しかし、「提出義務があるから作ります」という思考停止では、到底内定を取ることは出来ません。

大事なのは考えること。つまり、「企業はESで何を知りたいのか?」です。

企業が見るのは3つだけ

ESには色々な情報を書くことになりますが、企業がESで知りたいのは3つだけです。

  1. 応募者のスペック
  2. パーソナリティ
  3. 企業への理解度

このうち、「応募者のスペック」はTOEICの点数や資格の有無、学歴などで判断します。

問題は残りの二つ。

「パーソナリティ」は自己PRとガクチカ、「企業への理解度」は志望動機で見られます。

ですので、ガクチカと志望動機の違いは、「パーソナリティ」か「企業への理解度」か、の違いです。

「パーソナリティ」は自分のこと

パーソナリティ、というのをもう少し深く考えてみましょう。

パーソナリティとはその名の通り人柄です。「あなたはどういう人間なの?」ということを指します。

慎重な人なのかチャレンジングな人なのか、真面目なのかおおざっぱなのか。

自己PRやガクチカでは、それを知りたいんですよね。

つまり、矢印が自分に向いているのがパーソナリティの特徴

「企業への理解度」は外側の矢印

パーソナリティと違って、企業への理解度は矢印が企業に向かっています。

「あなたは弊社に対してどう思っているの?」と聞いているんですね。

当然、ESの段階で「私は御社のことをいっぱい知っているし、色々考えているんですよ」というのをさりげなくアピールする必要があります。

志望動機では、企業への関心を問われているということを抑えてください。

要点まとめ

ガクチカは自分、志望動機は企業について書く

ガクチカの書き方、作り方

では、ガクチカはどうやって書くのでしょうか。

ガクチカで見せるべきは自分の内面でしたよね。

それを伝える最も効果的な方法はビジョンを示すこと。

「自分はこういうことをやりたい人間なんだ!」というビジョンを示す。

これが大事です。

ビジョンの示し方は、この記事で解説しました。

※リンク

志望動機の書き方、作り方

では、一方で志望動機はどうやって作るのでしょうか。

志望動機の差を分けるのは、企業分析。

志望動機というと「動機」とついているので視野が自分に向きがちですが、それではダメです。

「なぜこの企業に行きたいのか?」ではなく、「この企業で何をしたいのか?」と考えてください。

そうすると、「企業のことを知らないと志望動機は書けない」ということに気づきます。

そして、企業研究をするのです。

企業研究の方法は、こっちにまとめています。

※リンク

そして、企業分析で調べたエッセンスを、自分のビジョンと結びつける。

(企業分析で分かったことから逆算してビジョンを考えても大丈夫です。むしろそっちのほうが簡単)

しっかりとした企業分析と、それに裏付けられたビジョン、これらが書かれていれば、はっきり言って書類選考なんて簡単に通ります。

周りの就活生なんて足元にも及びません。

これが、正しい志望動機の書き方です。

まとめ

「ガクチカ」と「志望動機」の違いがはっきり理解できたかと思います。

よく混同されるこの2つですが、こうしてみると全くの別物だと分かりますよね。

この違いを意識してESを作れば、簡単に内定が取れるかと思います。

では、皆さんの就活が成功することを願っています。

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