就活生の悩みで、最も多いものの一つが、「やりたいことがない」というものです。
「どの仕事も興味を惹かれない」
「やりたい仕事が見つからないから就活が進まない」
とてもよくある悩みですが、深刻な悩みでもあります。
ですが、それを解決する方法は一つだけです。
そして、してはならない対処法もあります。
この記事を最後まで読めば、「やりたいことがない」という悩みはなくなり、具体的な行動に移すことができます。
また、悩みすぎて就活鬱になることもなくなります。
やりたいことがない、という危険性
「やりたいことがない」という悩みを持っている就活生がいたら、手を挙げてください。
かなり危険な状態です。
就活は時間との闘いです。
やりたいことがない状態が長く続けば就活に出遅れますし、その結果良い企業とも巡り合えず、「自分はなにがしたいんだっけ」と悩み続けて鬱になるかもしれません。
就活後半になっても自分がやっていることが正しいのかどうか分からないまま、時間だけが過ぎていきます。
「やりたいことがない状態は危険」という認識は、絶対に持っていてください。
絶対にやってはいけないこと
とはいえ、「やりたいこと」がないのだから、どうすることもできません。
見つけようと思っても見つからないから悩みなのです。
そうして悩んだ就活生が、やることは一つです。
「自己分析で、自分の好きなことや向いていることを見つけよう」
これだけは、絶対にしてはいけません。
「自己分析」では今の自分は分からない
そもそも、学生が就活でする自己分析程度では、自分のことなんてわかりません。
自己分析でよくあるモチベーショングラフやマイナビ、リクナビなどの自己分析ツールで人間の強み弱みが分かることはないです。
脳科学などを本格的に勉強すればよく分かるのですが、人間の性格や能力は我々が考えるよりかなり柔軟に変化します。
運動習慣や食習慣などで性格や価値観は変化しますし、その時の気分で自己分析ツールの結果は変わります。
そんなもので自分の人生を決めるなど、正気の沙汰ではありません。
自分の人生を自己分析で決めるのだけはやめましょう。
そもそも、自己分析が仮に実用レベルまで進歩したとしても、それで分かるのは過去の自分です。過去の自分で未来の自分は分からないのです。
(最近日本でも知名度が出てきたアドラー心理学などでは、その当たりが詳しく解説されています。)
自己分析など当てにしないようにしましょう。
「自己分析」で向いている仕事は分からない
そもそも、自己分析で強みや弱みを分かったとしても、それで就活が進むことはありません。
例えば、自分の強みが「柔軟な思考ができる」だったとしましょう。
それで自分に向いている職業が分かりますか?
柔軟な思考はどんな仕事をする上でも必要なスキルです。特定の職業だけでしか活かせないものではありません。それは、「傾聴力」「リーダーシップ」「真面目さ」など、どんな強み・弱みにも当てはまります。
自己分析をどれだけしても、「結局どんな仕事が向いているの?」というところで止まってしまいます。
自己分析に時間をかけても、結局就活は進みません。
「自己分析」は必要ない
ここまで見てきたように、「自己分析」は、就活に役立ちません。
それどころか、ありもしない「本当の自分」を探して時間を費やし、「誰にも負けない自分の強み」がないことに気づいて精神を病んでいくだけです。
結局、自己分析は百害あって一利なしです。
ちなみに、このサイトでは「自己分析をしなくても複数内定を得られる就活戦略」を公開しているので、ぜひ他の記事を読んでみてください。
このサイトでは、withコロナの時代でも内定率70%、面接突破率90%、上場企業だけでも複数内定を獲得した方法を余さず解説しています。
少し話がそれましたが、「やりたいこと」の探し方の話に戻ります。
次の章では、具体的な方法をお教えします。
やりたいことの探し方
やりたいことを探す方法は至ってシンプルです。
「世の中のことを正しく知り、色々な仕事を調べてみる」
だけです。
つまり、必要なことは自己分析ではなく社会分析です。
世の中のことを知らないのに、「やりたいこと」を知ることはできません。
世の中のことを知りましょう。
具体的なコツを伝えます。
- 信頼できる情報だけを見る
- 良い面も悪い面も見る
どれも当たり前のことですが、大事なことなので意識してみてくださいね。
信頼できる情報だけを見る
情報化社会のおかげで、正しい情報も正しくない情報も目に入ってくるようになりました。
特に就活は、企業からお金を貰って就活生にアドバイスをするような「就活エージェント」の存在もあり、正しくない情報がたくさん存在しています。
また、TwitterやInstagramの登場により、さらにその動きは加速しています。
正しい情報だけを抽出することはかなり難しくなっています。
ひとたび間違った情報に触れてしまうと就活が失敗してしまうかもしれません。
「正しい情報に触れること」を意識してみてください。
良い面も悪い面も見る
物事には常に良い面も悪い面もあります。
例えば、最近文系に人気の就職先として、エンジニアやSEが有名です。
しかし、未経験可のエンジニア・SEは、就職しても簡単な仕事を何十年もさせられ、スキルがつかず、残業も多い求人がかなり多いということを知っているでしょうか。
また、優秀な学生に人気のコンサルは20代でも1000万が狙えるほど給料はいいですが、繁忙期には深夜まで働く必要があることを知っているでしょうか。
Twitterやyoutubeなどで調べても、その職業の良い面しか教えていない人はかなり多いです。
また、激務のコンサルなどに至っては、仕事好きな人間しかいないため、そもそも激務を苦に感じていないという人も多いです。
なにより、情報発信している人はその仕事で活躍している人です。
誰にでも当てはまるものではなく、これらの情報にとらわれるのは危険です。
まとめ
「やりたいこと」の見つけ方が分かってもらえたかと思います。
絶対に自己分析に逃げてはいけません。
あなたに必要なのは、さまざまな会社、仕事を見てみることです。
業界地図を見る、会社のHPを見る、時には電車に乗って気になる会社の本社を外から見てみることもいいでしょう。
そういうことを続けて初めて「やりたいこと」が見つかるはずです。
それをきちんと意識してください。
では、皆さんの就活が成功することを願っております。
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