就活戦略

TOIEC300点台の私が就活で無双した理由&超合理的な戦略

このサイトでは繰り返し強調しているように、就活においてTOEICハイスコアは強力な武器になります。

特に古い企業ほど学歴や資格で人を判断しますから、学歴に自信がない人はTOEICや留学で英語力をアピールできれば差別化にもなります。

しかし、私自身は(就活当時)TOEICが300点くらいしかなく、他にも履歴書に書けるような資格は何一つ持っていませんでした。

その状況でも上場企業に複数内定、内定率70%、面接突破率90%など、コロナ下で異常なまでの実績を積むことができたのは、戦略をもって就活をしていたからです。

この記事では英語に絞って、英語ができない就活生がどのように戦うべきかを解説します。

自分の実績に基づいた戦略なので、企業からお金を貰っている就活エージェントの話よりも参考になるはずです。

記事の最後には他にも役立つ話をまとめていますので、最後まで読んでみてくださいね。

英語は勉強するべき

まず最初に言っておきますが、「英語の勉強はするべき」です。

この記事を読んで「英語ができなくても内定を得られるなら勉強しなくていいや」と思われると困るので、そこだけは注意してください。

皆さんがもし大学1~2年生なら、早くTOEIC800点くらい取ってしまうのがベストです。

しかし、もしこの記事を読んでいるのが就活直前、もしくは就活中なら、朗報です。

英語ができなくても就活で「圧倒的に」結果を出す戦略はあります。

英語ができる就活生を企業は欲している

皆さんは、なぜ企業が英語ができる人材を求めているか分かりますか?

おそらく皆さんの答えはこうだと思います。

  • グローバル時代に対応するため
  • 英語ができる人材は頭がいい確率が高いから
  • 学生時代に努力したから、会社に入っても努力してくれる可能性が高いから

どれも正解です。

私もそう思いますし、実際企業もそう考えています。

しかし、それよりももっと大事な前提があります。

それは、「英語ができる人材もできない人材も、採用コストが同じ」ということです。

企業は就活生に内定を出し、入社させると就活エージェントに数十万の報酬を払います。

この報酬は新卒の年収の30%程度と相場が決まっているので、優秀な学生を取ろうと微妙な学生を取ろうと支払う金額は同じになります。

つまり企業にとって、英語ができる学生の採用コストは他の就活生と全く同じ。

同じ金額を払うなら、留学経験のある学生やTOEICハイスコアの学生を取りたいというのが企業の本音です。

このシステムのおかげで、英語ができない就活生はどの企業を受けても英語ができる学生に内定の椅子を奪われ、内定ゼロのままたらい回しにされます。

英語ができる就活生はゴロゴロいる

あなたがもし低賃金で残業の多いブラック企業で働きたいなら、資格などなくてもいいです。適当に就活しても、内定は取れるでしょう。

しかし、もしホワイト企業から内定が欲しいなら、英語ができないとそれだけでピンチです。

就活は決まったイスを取り合うゲームです。

優秀な学生にイスを取られてしまえば終わりです。

世の中には一人でいくつもの内定を掻っ攫っていく学生がいます。

私もそうです。

ですので、優秀な学生は大量の内定を取り、残りの学生は残りもののイスを多くの人数で奪い合う、という構図になります。

当然、英語ができないということは、武器の一つを失するということになります。

勉強しなくても英語アピールができる裏技もある

ちなみにこれは余談ですが、英語ができなくでも英語力をアピールする方法はあります。

何を言っているか分からないかもしれませんが、文字通りの意味で理解して頂いて大丈夫です。

「TOEIC300点だろうがなんだろうが、英語力をアピールできる」

その具体的な方法は別記事にあります。

※リンク

英語以外のアピールポイントを作れ

具体的な戦略はシンプルです。

英語ができないことをカバーできるガクチカを作ってください。

できれば面接の練習を重ねて、受けの良い話し方をマスターして下さい。

矛盾しないガクチカにする

とはいっても、それで作り上げたガクチカが「留学生のサポートを頑張りました」とか「海外でボランティア活動をしました」とかだと弱いです。

これは感覚的にわかってもらえるかなと思います。

留学生や外国人と関わってきたのに英語できないって、ちょっと無理ありますよね。

「聞こえはいいけど、大したことやってないんじゃないの?」と思われる可能性が高いと思います。

英語ができなくてもおかしくないガクチカを作り上げるべきです。

英語がなくてもいいESを作り上げろ

書類選考でも同じです。

ESの書き方を紹介した記事がありますので、そちらをしっかり読んで「書類選考を突破しやすいES」の書き方を覚えてください。

書類選考はあくまでも足切りなので、基本ができていれば一気に通過率が上がります。

書類選考で頻繁に落ちるようなら、どこかにミスがあります。

そのミスを見つけ、通るようになるまで改善を繰り返してください。

面接では実務家アピールをするべき

面接でも基本的な戦術はESの時と同じです。

英語ができないことと矛盾しないような面接をしましょう。

「何を当たり前なことを言っているの?」という感じかもしれませんが、意識しないと意外と墓穴を掘ります。

英語ができないのに「自分が学生時代に頑張ったことは勉強です!」とか「自分の強みは真面目なことです!」とか言っている学生は割と多いです。

「勉強が好きな人や真面目な人なら、英語できますよね?」と思われるかもしれません。

このミスだけで落ちることはないかもしれませんが、面接官の頭に疑問符が付いたまま面接が進むのは避けたいところ。

英語ができない人は、アピールできるような他の能力を磨いてください。

「TOEIC受けたことありますか?」と聞かれた場合の完璧な答え

ここまで策を弄しても、面接官に「英語は得意ですか?」と聞かれることはあります。

私自身、何度か聞かれたことはあります。(資格欄が白紙だったからかもしれません)

今時英語ができる学生なんて珍しくないですし、留学経験がある学生も多いですから。

そんな状況で絶対聞かれたくない質問ですが、企業によっては聞かれます。

「英語はできますか?」

そんなときの最適な回答がこちらです。

「学生時代は〇〇に熱中していたので勉強していませんが、苦手ではないので必要になれば学習します。」

これですね。

英語ができないことをガクチカのせいにする、という方法です。

面接官を納得させられるガクチカを作れば、こういうところでも役に立ちます。

詳しくは、こちらの記事で解説しています。

※リンク

まとめ

就活の結果を左右する重要な内容なので、とても長い記事になってしまいました。

しかし、ここまで読んだ皆さんは英語ができないことがいかにピンチか理解したはずです。

繰り返すようですが、就活はイスの奪い合いです。

そして英語力はイスを手に入れやすくなる強力な武器です。

間に合うならば英語の勉強をするべきですし、間に合わないならもうこれ以上の失点は命取りです。

このサイトの記事を読んで、就活の正しい戦略を身に着けてください。

では、皆さんの就活が成功することを願っています。

 

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