就活戦略

就活で「何から手を付ければいいか分からない」人がやるべきこと

「就活を始めたいのですが、何から始めればいいのか分かりません」

就活を意識する時期になればなるほど、こういう声が聞こえてくるようになります。

そこで今回は、「就活って何から始めればいいの?」という疑問にお答えします。

就活は自己分析から始めてはいけない

就活を始めて何から手を付ければいいのか迷った学生が陥りがちな失敗として、「とりあえず自己分析」をする、というのは定番です。

自分の人生を棚卸してモチベーショングラフを作ってみるとか、自分の強み、弱みを考えてみるとか、自分の性格を分析して向いている職業を考えてみるとか、そういう無意味な行動に走りがちです。

こんな愚行はやめましょう。

なぜ自己分析がムダなのか、ご説明します。

「やりたいこと」なんてない

まず、就活で「やりたいこと」なんて必要ありません。

多くの就活生は、3年生になったから就活を始めるのであって、やりたいことをやるために就活をするわけではありません。

本当に自分のやりたいことがあるのなら、とっくに起業でもなんでもしているはずです。

「やりたいことがないから就職する」という事実をまずは受け入れましょう。

とはいえ、これは別に悪いことでもなんでもありません。

多くの人間がそうなのです。

人生は仕事が全てではありませんし、やりたいことを仕事にする必要もありません。

そこでまずは、「優良ホワイト企業に就職する」ということを目標にしてみてはいかがでしょうか。

本当にやりたいことができたら、転職したりして実現すればいいのです。

就活でむりやり「やりたいこと」を作る必要はないのです。

自己分析は幻である

就活を成功させるうえで、自己分析など必要ありません。

自己分析など、幻です。

自分の強みや弱みを自己分析で見つけようとしても、無駄でしかありません。

「そんなことはない。私には強みや弱みがあるのだから、それを考えることはムダではないはず」と言いたい方もいるでしょう。

しかし、あえて言います。ムダです。

もちろん、あなた自身には良いところや悪いところがあるはずです。人間ですから、個性があり、魅力があるでしょう。

しかし、これは就活です。ビジネスの世界の話なのです。

残念ながら学生というのは、人間としての個性はあっても、ビジネスパーソンとしては強みも弱みもありません。

そもそも強み弱みを考えたところでどうなるのでしょうか。

プログラマーなら論理的思考力さえあればいいのか?

人と話すことが好きなら営業マンとして優秀な成績が叩き出せるのでしょうか?

現実的な話として、仕事内容というのは複雑です。

プログラマーもコミュニケーション能力は必要ですし、営業ならなおさら多角的な能力が必要です。

要は、強み弱みというのはそこまで関係ないのです。

強み弱みなんていうのは考えるだけ無駄です。

就活には自己分析など必要ない

そもそも、自己分析なんてしなくても内定なんていくらでも取れます。

私自身、自己分析なんて1秒もしていませんが、内定無双しました。

選考の突破率は9割以上ありましたし、上場企業をはじめ多くの企業から内定を頂きました。

自己分析なんて意味がないのです。

皆が「自己分析は必要」と勝手に思っているだけなのです。

就活は大きな枠から始めよ

就活に自己分析は必要ない。

では何から始めればいいのでしょうか。

まずは、ゴールから考えましょう。

つまり、「自分にとっての就活の成功って何なのだろう」という問いの答えです。

就活のゴールは優良企業からの内定

私の結論は「優良企業に行くこと」です。

無理な残業ややりがい搾取がなく、低賃金でない。

時間的・金銭的な余裕のある暮らしができる企業。

これが前提です。

その中で、自分の興味のある企業へ行ければ、就活は成功と言えるのではないでしょうか。

大きな枠=「業界」を調べる

「優良企業からの内定」というゴールが決まったら、次はいよいよ就活の開始です。

まずは大枠で考えること。

つまり、個別の企業ではなく、業界ごとの特徴を知ることです。

そこで、気になる業界が出てきたら、特に気になる企業を調べていく・・・といった具合です。

先に業界を調べるのは、後で後悔しないためです。

適当に気になる企業にエントリーするだけの就活をしていると、後で必ず「この企業で本当にいいのだろうか・・・」「他の業界を見たほうが良いかもしれない・・・」という疑念が生まれます。

最悪の場合、内定後にどうしようもなくブルーな気持ちになってしまうこともあります。

そこで最初にザックリ業界をチェックするのです。

これで自信を持って就活を進められるようになります。

業界分析のノウハウ自体は、業界分析のカテゴリを見て頂ければ大丈夫です。

書かれている通りに就活を進めれば、全く問題ないと思います。

就活は業界分析から。

これで悩みは解決されたのではないでしょうか。

まとめ

多くの学生が、無意味な自己分析に時間をかけて、就活に不安を抱えています。

しかし、「自己分析なんて意味がない」という事実に早めに気が付いて、業界分析や企業分析に時間を掛ければ、内定は取れるのです。

「就活って何から始めればいいのか分からない」と言っていた人も、まずは業界分析から始めてみてはいかがでしょうか。

では、皆さんの就活が成功することを願っています。

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