就活で陥りがちなミスとして、「人事の人が良い人だったからこの会社にする」というものがあります。
当たり前ですが、そういう決め方は後で後悔します。
絶対にやめましょう。
人事の人の良さで就活を決める人間が多すぎる
人事は人事です。
皆さんが入社した後は人事と関わることは稀です。
しかし、就活の段階では唯一の窓口が人事なので、ついつい人事の人の感触でその会社のことを分かった気になってしまうんですね。
このミスは本当に多いです。
Twitterを見ていても多いですし、実際に私の周りでも「企業の人が良い人だったから〇〇にした!」と嬉しそうに言っている人がいてぞっとしました。
皆さんは大丈夫かもしれませんが、注意してください。
企業は就活生の心理を読んでいる
企業は学生の心理を読んで、人事を選んでいます。
就活は、考えなしにやればストレス過多になりがちです。
いつまでも出ない内定、自分の人生を決めてしまう不安、周りの就活生との比較。
過度なストレスに晒され、人事の優しい言葉や気遣いに心を奪われてしまうのです。
ですが、そこまで企業は計算しています。
就活生が不安になることを読み、人当たりの良い人間を人事に採用しているのです。
実際、皆さんが受ける企業の人事は優しくて美人な若い女性が多いと思います。
男性ばかりの職場でも、就活生と直接関わる人事は女性だったりします。
なぜだか分かりますね。
若くてキレイな女性の方が、男にも女にもウケるからです。
本当に就活生のためを思うなら、そして良い人材を採用しようとするなら、その企業のことを知り尽くしたベテラン社員の方が向いています。
ベテランなら業界や会社の歴史にも詳しい分、学生のためになるようなアドバイスができるはずです。
そして企業の視点に立っても、学生に企業のことをよく知ってもらったほうがいいでしょう。
しかしそうしていない現実があります。
若いキレイな女性の方がウケがいい。
納得して頂けたかと思います。
この現状が良いか悪いかは、個人で判断してください。
ですがこれが社会の実態です。
皆さんはこの事実を見抜いて就活を進めていかなければなりません。
人事に決定権・裁量権は全くない
そもそも、ほとんどの企業では人事はただの雑用です。
社内では何の決定権も持っていません。
人事部長クラスならそんなことないのですが、他の若手はやっていることは雑用です。
考えてみれば当たり前です。
営業をやっている人は社会人とビジネスをするのに対し、人事は学生相手です。
やっている内容も学生に採用について説明したり、メールのやり取りをしたりすることです。
もちろん裏では様々な業務をやっています。
ですが、書類選考なども結局は上が決めた採用基準に満たない学生を落とすだけです。
誰でもできる仕事です。優秀な社員は営業に行って売り上げを作っています。
人事面接の実態
人事面接も、しょせんは茶番です。
コミュニケーション能力が低い学生や、レベルの足りない学生を足切りしているだけです。
「優秀な学生を選んでいる」のではなく、「変な学生を落としている」のが人事面接です。
人事は決定権を持たないので、「誰を採用するか」を決めるのは役員面接や社長面接であり、役員や社長の時間を無駄にしないために事前にふるいにかけているのが人事面接です。
その証拠に、人事面接で内定が出る企業はほぼありません。
「誰に内定を出すか」は必ず役員or社長が決めます。
「人事面接」は足切り。これを頭に叩き込みましょう。
まとめ
人事の印象で就活を決めるのがいかにズレたことなのか、理解して頂けたかと思います。
人事はその会社の顔でも代表でもありません。
企業の代表は社長。顔は営業や広報です。
人事は(少なくとも採用部門は)雑用です。
優秀な人事は人事部人事課にいます。新卒採用ではありません。
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ここまでかなり強い口調で言いましたが、中には人事が決定権をもつ企業もあるかもしれません。(私はほぼないと思っていますが)
しかし、人事で決めるのはやめましょう。後で後悔します。
そして後悔しない就活のやり方はこのサイトに無料で公開していますから、こっちを参考にしてください。
それでは、皆さんの就活が上手くいくことを願っています。
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