皆さんは「NNT」という就活用語をご存じでしょうか。
「無い内定」という言葉の頭文字を取った造語で、内定を持っていない就活生を指す言葉です。
- 「無い内定にだけはなりたくない」
- 「8月なのにまだNNT」
といった使い方をするのですが、就活生にとって内定がないという状態はそれほど不安なことなのです。
そこで今回は、NNTになりやすい就活生の特徴と、成功する就活生のパターンを解説してみたいと思います。
この記事を読むことで、最速で就活を終わらせることができるはずです。
失敗する就活生のパターン
まずは、就活でいつまでも内定が取れない学生の特徴を見ていきましょう。
自己分析に時間を使う
一番多いのは、自己分析で迷走しすぎてESやSPIの対策が不十分になるパターンです。
- 自分の人生の意義は何なのか?
- 自分に向いている仕事は何なのか?
などという抽象的な問いは、答えを出すのは難しいですし、時と場合によって変わります。
就活生という経験も知識も未熟な段階で考えても答えは出ないでしょう。
にもかかわらず、就活で成功するためには自己分析が必要だと思い込んでいる就活生は多く、就活鬱の要因になっています。
自己分析に時間を使いすぎるのは時間の無駄で、失敗する要因にしかなりません。
面接練習を重視する
もうひとつの失敗パターンが、先輩や学校の先生との面接練習を重視することです。
面接への不安から、就職支援室の先生や先輩との練習を何度も繰り返しがちですが、先輩や先生は面接のプロでもなんでもありません。
ハッキリ言って、無意味だと思います。
面接の練習をするくらいなら、ベンチャー企業や中小企業など、面接解禁の早い企業の面接を実際に受けてみるほうが効果的です。
下手に練習を重視すると、いざ本番で「こんな質問、、練習ではされなかった!」とパニックになりがちです。
練習など、しないほうがマシだと思います。
周りの就活生と相談する
さらに、友達や部活の先輩に就活の相談をするのも悪手です。
ストレスの多い就活では、不安を誰かに打ち明けたり、周りの就活生と情報交換をしたりしがちですが、逆効果です。
周りに足を引っ張られたり、周りと比べて焦ったりする可能性の方が大きいので、これもやめておきましょう。
就活に必要な情報はいくらでも手に入る時代です。
周りに流されるくらいなら、自分で情報を取りに行きましょう。
成功する就活生のパターン
ここまでは、就活の失敗パターンを見てきました。
では逆に、成功する就活生のパターンを見てみましょう。
ちなみに、成功する就活生とは、「選考の突破率が高く、多くの優良企業から内定が取れる学生」を想定しています。
ブラック企業から内定を貰っても意味がないので、優良企業の選考に限定しました。
皆さんの就活状況と比較してみてください。
自己分析をしない
自己分析をしない就活生は強いです。
圧倒的に時間が増えるうえに、「自分の理想像」とか「就活の軸」といった答えの出にくい問題をそもそも考えていないので、迷いがありません。
自分のことを考えるのはガクチカや自己PRのエピソードを考えるときだけで、それ以外の時間はSPIや企業分析にあてています。
当然、選考にも強いです。
企業分析・業界分析のクオリティが高い
成功する就活生は自己分析をしない分、業界分析や企業分析を重点的に行います。
「自分に向いている業界や職種は何かな・・・」と考えることなく、ひたすら情報から逆算して就職先を決めているので、経済全体のことや、業界内の企業の立ち位置がシビアに見えています。
当然、面接で志望動機を聞かれた時も、業界全体の事情を踏まえて返答することができます。
企業分析や業界分析に時間をかけている学生は、内定無双する可能性も高いでしょう。
SPIやESの突破率が高い
内定無双する就活生は、SPIやESの完成度も高いです。
SPIは計画を立てて準備すれば高学歴でなくとも高得点が取れるようにできています。
自己分析で余計に悩まない分、しっかり対策できるでしょう。
加えて、ESの突破率も高いです。
「ESは、自己分析しないと書けないんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
選考に強いESの書き方は決まっています。
自己分析をしていなくとも、法則を守って手順通りにESを書けば、書類選考を突破する確率は高くなるでしょう。
SPIとESは、どちらも効率の良い方法を知っているかどうかにかかっています。
面接は練習ではなく本番で慣れる
1次選考を突破したら、面接です。
失敗する就活生は面接練習を重視する、という話をしましたが、成功する学生は本番で面接練習をします。
練習と本番では、緊張感が全然違うことを知っているのです。
本番での緊張感を経験することでしか、面接に強くなる方法はないのです。
成功する就活生は、本命企業の前にベンチャーや中小企業で練習をします。
就活以外の時間を充実させている
就活中にある意味最も大事なのが、休憩です。
ストレス負荷の高い就活をずっと続けると、精神的に参ってしまいます。
そこで優秀な就活生は、適度に遊んでストレスを発散しています。
就活漬けの毎日を送っている学生よりも、就活以外も充実している人の方が上手くいきます。
成功のために投資している
就活を成功させるための最後のコツが、投資です。
就活で必要だと思った情報には、積極的に投資します。
就活では時間の使い方が大切になってきますので、時間短縮になるような貴重な情報には、高くても積極的に投資します。
企業のリストや就活ノウハウ、新聞などがそうですね。
言い方を変えれば、リスクを取っていると言えるでしょう。
お金を惜しまず、積極的に行動し投資していく学生が内定に近い学生です。
まとめ
いかがでしたか?
「夏以降でNNTなんて絶対になりたくない!」という焦りがある人は、自分が失敗パターンに陥っていないかをチェックしてみて下さい。
そのうえで、成功する就活生に近づいていけるように意識してみてください。
きっといい結果が得られると思います。
それでは、皆さんの就活が成功することを願っています。
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