皆さんは就活の応募先を探すときどのような基準で企業を選ぶでしょうか。
おそらくどの企業に入社したいかという視点で選ぶのではないでしょうか。
もちろん就活というのは入社する企業から内定をもらう行為ですからそれは間違いではありません。
しかし一方、見方を変えることで展開が開けてくることもあります。
今回は、あえて興味のない企業に応募するメリットを考えてみることにしましょう。
就活ではより多くの企業を見ることが大事
私が言うまでもないことかもしれませんが、就活はより多くの企業の人と話より多くの業界の人と会ってみることが大事です。
ひとつの企業しか知らない就活生よりも、多くの企業見て強み弱みを理解している就活生の方が就活が上手くいかだけでなく入社後も満足度の高い結果となるでしょう。
企業をあらゆる面から見るためにも、多くの企業と関わることは大事なことだと思います。
就活とは相対性の勝負である
また企業からとっても同じこと。
企業がより多くの就活生と出会い、その中で優秀な学生を探しています。
私たちが企業を相対的に見るように、企業もまた私たち学生を比べています。
就活は企業から見ても、学生から見ても相対的なものなのです。
就活生はまだ視野が狭い
責任を感じる必要はありませんが就活生であるあなたはまだまだ未熟です。
また社会の仕組みがわかっておらず、世の中というものをおよそ経験しておりません。
それは決して悪いことではありませんが、少なくても視野が狭いというデメリットはあります。
業界を序盤で絞ってしまう就活生が多い
今度は就活のプロセスを考えてみましょう。多くの就活はまず最初に自己分析を行います。
そしてその結果をもとに自分が就職したい業界を考える。その中でどの会社で働きたいかという風に大きなまず考え次に個別の会社を見て行くと言うプロセスを経ていきます。
この方法ではまず最初に業界を絞ってしまうため視野が狭くなりがちです。
効率的に就活を進めるという目的であれば必ずしも間違った方法ではありませんが最初に選んだ業界が実際に自分のイメージと合っているかどうか確信できなければそれはいつかあなたの人生に跳ね返ってくる両刃の剣です。
あえて業界を選ばずに就活する
そこであえて業界と言う視点以外で就活を進めてみるのはいかがでしょうか。
例えば、単価が大きくライフタイムバリューの長い会社のインサイドセールスであるとか、家庭用消費財などBtoC商品のマーケティング会社であるとかです。
このくらい具体性があれば業界をまたいで就活しても何の問題もありません。
ES や面接で一貫性が問われることもありませんし話す説得力が出るでしょう。
このように、就活する業界を固定しなくても上手に内定を取っていく方法は存在します。
インターンは低いリスクで大きなチャンス
具体的に多くの企業を効率的にチェックしていく方法をご紹介します。
ネット記事や YouTuber を参考にするのもひとつの手ですが、やはり1番良いのは自分で足を動かして実際に肌で感じてみることです。
そのためには会社紹介や面接が一番手っ取り早いのですがそれだけでは多くの企業に触れることなど不可能でしょう。
そこでとりあえずはインターンをお勧めします。
このサイトでは基本的にインターンを重視してはいませんが、あくまでもツールとしてインターンを利用するというのであれば価値を見出すことはできます。
インターンで多くの業界に触れる
インターンは実施時期が固定されていますが短期で多くの業界を目にすることができます。
特に見て欲しいのは売上規模と従業員の数が一致していないことです。
よく大きい会社は小さい会社という表現をしますが大きい会社というのは従業員が多いということを一つと目安となるでしょう。
多くの従業員を雇用するには莫大な給与を費用として計上する必要があります。
そこで会社が存続するには驚愕の売り上げが必要となるわけですが意外と従業員数と売上は比例していません。
また他にもオフィスビルが綺麗だからといって事業が先進的かと言うとそれにも疑問符がつきます。
常識と実態の差を肌で感じて欲しいのです。
特に冬インターンはおすすめ
特に冬インターンはオススメです。理由は色々ありますが一番大きなメリットは単純に夏インターンよりも冬インターの方が実施企業が多いということ。
大企業であればどこも夏インターンを行っていますが中小企業で冬だけではなく夏もインターンを行うとなると大きな負担となります。
裏を返せば夏インターンだけでは余力のない中小企業を見るというチャンスは逃がしてしまうかもしれません。
しかしそういった企業にこそ隠れ優良企業が存在するのでチェックすることはマストです。
インターンには欠点もある
ここまでインターンのメリットを見てきましたが実はインターンで企業に触れるという手法にはデメリットも存在します。
- 選考の緊張感がない
- 他の就活生と比べてしまう
- 面接官が人事ばっかり
このくらいはあるでしょうか。
現在インターンは事実上の選考と化していますが、それでも実際に面接を受けている時とは緊張感が違います。
また他の就活生と自分を比べる事に目がいってしまい、分析に集中できないのがこのインターンという時期でもあります。
そして何よりインターンは面接と違い役員の人と話す機会が少ないです。中には役員や社長が話をするインターンもありますが、多くの場合はインターンの運営は人事の仕事となっています。
人事は雑用みたいなものなので関わる価値はありません。そういう点からみるとインターンは価値のないものになる確率は高いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
多くの企業を見てみるためにはあえて業界を固定せず就活を進めてみるのが一番の手です。
その方法を今回ご紹介しました。
みなさんの就活がうまくいくことを祈っています。
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