企業分析

【企業選び】「休みが多いほうがいい」は事実だ

企業選びの軸は人によって様々です。

  • 高年収であること
  • 知名度の高さ
  • 社会貢献の高さ
  • 安定性のある企業

就活生はそれぞれの価値観によって企業を選んでいます。

しかし、年収と並んで真っ先に見られる項目は「休み」なのではないでしょうか。

人によっては「バリバリ働きたいので休みなどいらない」という人もいますが、多分99%くらいの人は年間休日の多さは気にするはずです。

私見を述べさせていただくと、「休みが多い」は正義です。

このサイトを見て就活をする学生には、最低でも年間休日120日以上の会社に入ってもらいたいと思っています。

そこで今回は、皆さんに「休みの多さは大事」だと思ってもらえるような記事を書きました。

年間休日120日以上の会社は存在するのか

近年、ブラック企業が特集を組まれることも多くなり、休みの多さを気にする学生が増えているようです。

しかし、休みが多い企業、特に年間休日120日以上の会社に自分が入れるのかは気になりますよね。

結論から言うと、中小企業でも120日以上休める企業は山のようにあります。

細かく見ていきましょう。

「年間休日120日」というラインの根拠

リクナビ・マイナビなどの求人サイトや就活エージェントでは「年間休日120日」という数字が基準として使われています。

まず前提として、この「120日」という数字は多いのでしょうか、少ないのでしょうか。

「年間休日120日」という数字を分解してみると、以下の実態が見えてきます。

  • 毎週土日
  • 祝日
  • 盆・正月

つまり、「年間休日120日」と謳っている企業は、

  • 完全土日祝休み(GWなど含む)
  • 盆・正月休み

ということになります。

有給20日をフルに休めるとすると、年間140日は休めることになります。

実に1/3以上は休みになります。

一般的に言って、十分休める企業と言えるでしょう。

「年間休日120日以上」の企業はあるか?

次に気になるのは、「そんな会社実際にあるの?」「あったとしても自分が入れるの?」という点だと思います。

就活生にとっては俄かには信じがたいかもしれませんが、「年間休日120」以上の会社はゴロゴロあります。

しかも、大企業だけでなく、誰でも入れるような(といっては失礼ですが)中小企業にも多い。

嘘だと思う方はリクナビやマイナビで調べてみてください。多分1万社以上見つかると思います。

ですので、高学歴や資格持ちの学生でなくとも、十分に入ることができます。

休みの多い会社に行くメリット

休みの多い企業に入るチャンスは誰にでもある、ということはご理解頂けたかと思います。

そこで、今度は「休みの多い企業」に行くメリットをご紹介します。

休みが多いメリットはいくらでもある

当然ですが、休みが多いということはいいことづくめです。

  • 遊ぶ時間が多い
  • 体を休める時間と趣味を両立できる
  • 頻繁に帰省・旅行ができる
  • 自己研鑽によって能力を高めることができる
  • 資格の勉強の時間も取れる
  • 転職活動もしやすい
  • 年間の労働時間が少なくて済む

ざっと挙げてみるだけでもこれだけのメリットがあります。

休みが多いということは、肉体的にも精神的にも楽なのです。

逆に今度は、「休みが少ない企業」で働くデメリットを列挙してみましょう。

休みが少ないことのデメリット

休みが少ない企業で働くデメリットは以下の通りです。

  • 遊ぶ時間が持てない
  • 休みの日は体力の回復が優先
  • 帰省・旅行にも行きづらい
  • 仕事以外でスキルアップできない
  • 資格や英語などの勉強時間が確保できない
  • 転職しようにも転職活動の時間が取れない
  • 年間労働時間が長いため、時給が下がる

見るからに地獄です。

休みの多い企業に就職するということは、人生を仕事のためだけに捧げるようなものです。

もちろん休みが少なくてもいい企業はあるのですが、皆さんが人生で最初に入る会社を考えるならば休みが多いほうがいいのではないでしょうか。

賢い皆さんには休みの多い会社に入られることをおすすめします。

休みの多さは企業規模ではなく業界で決まる

休みの多さは大企業・中小企業といった規模よりも、むしろ業界によって決まります。

基本的にはコンサルや金融(銀行・証券etc)、サービスは休みが少なく激務、ITやメーカーは休みが多い傾向にあります。

もちろんあくまで傾向であり、休みの多いサービス業や、休みの少ない製造業もあります。

しかし、多くの企業を見ているとこの傾向はかなり参考になるでしょう。

例えば、学生に人気の高く、大企業でもある野村證券はかなり激務です。

「野村 激務」などで調べてもらうと、その凄まじさが分かります。

また、東大生など優秀層に人気のコンサルも毎日終電過ぎまで残業が当たり前です。

多くの銀行も、求人票では休日数は多いのですが、実際は接待のゴルフや飲み会、資格の勉強で休みがないところも少なくありません。

一方で、中小であっても製造業では年間休日120日以上は当たり前。

これは業界がもともとそういう習わしだから、という以上の理由はありません。

そのため、多くの製造業は完全週休2日です。

志望業界を考える際には、ぜひ参考にしてみてください。

まとめ

いかがでしたか?

休みの多さをチェックすることが極めて大事だという私の意見が伝わったかと思います。

また、業界によって休日の多さが全く違うことも参考になったと思います。

これらの情報を参考に、就活を考えてみてください。

では、皆さんの就活が成功することを願っています。

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