【完全版】SPIを2週間で極める方法

【完全版】SPIを2週間で極める方法

就活生の登竜門、SPI。

SPIで高得点を取ることができれば選考に進むことができる一方、SPIで点数が取れなければ面接を受けることさえできません。

つまり、どんなに優れた学生でも、SPIができなければいつまでたっても内定が取れないのです。

皆さんはSPIで高得点を獲得する戦略を持っていますか?

もしまだ自信がなければ、このnoteを読むことをお勧めします。

このnoteでは、SPIのハイスコアを、『わずか2週間』で取る戦略を解説しています。

毎日参考書にしがみつき、コツコツ勉強する就活生が多い中、私のノウハウは短期間で学力を上げてしまおうという作戦です。

・コツコツ努力できない

・何から始めればいいのか分からない

・短期間でSPIから抜け出したい

はぜひ参考にしてみてください。

逆に、「自分は毎日コツコツ努力できるから大丈夫」という人には役に立たないと思います。

では、いよいよ本編です。

SPI対策で最も大切なこと

SPIで最も大切なことは、勉強に取り掛かる前に「自分の就活戦略を固めてしまうこと」です。

「え、勉強法の話じゃないの?」と思われた方。違います。重要なのは、戦略です。

SPIは、難しい問題から簡単な計算問題のようなものまで、出題内容は様々。

その全ての問題に対策しようと思うと、時間がいくらあっても足りません。

そこで、私のSPI戦略では勉強内容を大きく絞ります。勉強法を工夫するのではなく、勉強内容そのものに戦略を持ち込むのです。これで、短時間で結果が出せるようになります。

■SPIの勉強内容の考え方

では、具体的にどのように勉強内容を絞っていくのか?

それは、「志望企業が求めるレベルから逆算する」ということ。

自分が志望する企業がどの程度SPIに重きを置き、どの程度のレベルがあれば受かるのか。それを確立することから始めましょう。

仮に、あなたが就職したい企業が就活生の人気ランキングに出てくるような超一流企業ならば、SPIはもう満点を目指す道しかありません。

しかし、私の就活戦略に則って就活をするあなたは、そうではないはず。

世の就活生が知らない隠れた優良企業、稼ぐ力を持ったホワイト企業であるはずです。

そのため、SPIで満点、超高得点を目指すのは避けましょう。

7割前後の点数で受かる優良企業を探すのがキモになります。

そのような優良企業の探し方はブログで全て解説しています。(近いうちに、優良企業リストを作成して公開しようと計画していますが、公開時期は令和4年1月の現時点で未定です。)

■SPIの勉強内容を具体的に絞る

ここまで、「勉強内容を絞れ」というテーマで話を進めてきました。

ここからは、もう少し具体的な内容に足を踏み込もうと思います。

私の感覚で恐縮ですが、優良企業から内定を貰うために必要なレベルを考えてみました。

・中~低難易度の問題・・・苦手分野の問題以外はサクサク解ける

・高難易度の問題・・・半分ほど解ける、時間をかければ解ける

序盤に解く計算問題などは、7割以上の正答率で解けるようにはしたいところ。ただし、集合や論理など、SPIの中でも苦手分野があるという人は多いはず。

そこに時間を取られるわけにはいかないので、私の戦略では苦手分野は捨ててしまうことを前提としています。

いくつかの苦手分野を捨てる代わりに、頻出問題や簡単な問題を早く解くことに時間を掛けましょう。SPIを短期で攻略するには、苦手分野を捨てることです。

次に、SPIの中でも正答率が低く出るような難問が混じっていることがあります。

これらは、正答率50%も行けば十分です。時間を掛けてでも半分解ければ、全体の就活戦略に支障が出ない程度にケアできると思います。

■SPIの勉強方法

ここまでの内容をまとめます。

・重要なのは、満点を目指さないこと。

・簡単な問題は7割程度解けるように。苦手分野は最初から捨てる。

これができるようになれば十分内定を狙えます。

ここからは、それをできるようにするための勉強方法の解説です。

■おすすめの教材

扱う教材は、これでなくてはならない、というものではありません。
SPIは出題傾向が分かりやすく、どの出版社も大体同じような参考書を出しているからです。

本屋で実際に手に取ってみて、自分が良いと思ったものを買いましょう。

ちなみに、私が選ぶとしたらコレです。

①『これが本当のSPI3だ!』

パッと見たときに解説が丁寧で分かりやすいのがメリットです。
とはいえ、何をもって分かりやすいかというのは人によって個人差がありますので、自分の感覚を大事にするべきです。

②『史上最強 SPI&テストセンター 超実践問題集』

本番並みの、少し難しめの問題が多く収録されている網羅系参考書です。
割と評判も良いようで、定番の1冊と言えそうです。amazonランキングでも、SPIの参考書では1位でした。

③『最新! SPI3【完全版】』

個人的に見やすいと感じる紙面で、そこそこのボリュームもあります。しかしamazonの書評では分かりにくいというコメントも多く、人によるようです。

■勉強の進め方

私の勉強法は、参考書を最低2冊使います。
解説が詳しく、紙面が見やすい「メイン本」と、問題数が多く演習に向いている「網羅本」です。

2週間で高得点を狙う勉強法にも関わらず、複数の本を使うのか?という疑問があるかもしれませんが、短時間で効果を狙うからこそ、金を惜しんだら終わりです。知識や教材には、自己投資が必要です。

さて、まずはネットから過去問を拾ってきて何回分か解いてみてください。
学生時代は勉強ができた人でも、意外と解けない自分に気づくと思います。

しかし、これで絶望してはいけません。
自分で思っていたより解けないことは当たり前なので、すぐに勉強して点数を上げに行きます。

SPIは完全に慣れの試験なので、とにかく効率的に解けるような訓練を積みましょう。

さて、何年分か解いたあなたは

「解ける問題」
「勉強すれば解けそうな問題」
「解説を見ても何を言っているか分からない問題」

があることに気づくはずです。それを、分野ごとに洗い出して下さい。

ここからは、人によって2つのパターンに分かれます。

■勉強すれば解けそうな問題が多い人

「解ける問題」と「勉強すれば解けそうな問題」を合わせて、7~8割くらいありそうな人は、「勉強すれば解けそうな問題」を勉強して下さい。

ここで使うのは、様々な問題を多く収録した「網羅系」の参考書です。

多くの問題演習をこなして、合格点を取れるよう訓練します。
既に解ける問題、どうしても解けそうにない問題は無視です。

■全然解けなかった人、解けそうにない人

SPIの問題が全然できない人、解けそうにない人は、上記の勉強だけでは合格点に届きません。そこで、解説が詳しい「メイン本」を使って、「解けそうな問題」を増やしていく必要があります。

何度も言うように、全ての問題を理解する必要はありません。
メイン本で理解できる問題を増やし、網羅本で演習を積みましょう。

■SPI対策の究極的なコツ

ここで、SPIを突破するコツを2つ伝授します。これはかなり効果的なので、できればマスターして頂きたい。

①理解できない問題は解き方だけ暗記する

SPIは解ければいい試験です。極論かもしれませんが、理解できなくても正解を答えられれば十分です。

「理解しようとするから解けない問題」というものがこの世にはあります。
どうしても苦手な分野は、解き方を丸暗記して再チャレンジしてください。
それで、苦手分野の何問かは解けるようになります。

②暗算で答えを出せるようにする

序盤の計算問題は、とにかく早さと正確さです。
いかに後半の何問に時間を掛けるか、そして細かいミスを減らすかという2点が肝心です。

そこで、最も効果的な解決策は、暗算で答えを出せるようにしておくこと。
これで時間が浮くだけでなく、筆算で問題を解いた後に即座に暗算でチェックする、という神業が使えます。

これでミスが激減します。

なお、「暗算で答えを出すのは無理」と思うのは、完全に間違いです。
人間は慣れる生き物。難しい問題ならともかく、序盤の問題くらいなら、意外と暗算で解けるようになります。

とはいえ暗算に慣れるには時間が必要なので、時間に余裕がある人だけにしましょう。

■最後に

ここまで、SPI対策の戦略を述べてきました。

SPI対策で大事なのは、「見切り」と「時間の使い方」です。

とにかく少ない時間で点数を上げようと意識してみて下さい。

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