海外営業、とってもカッコいい響きですね。
海外で仕事をしてみたい。
英語や中国語を使って仕事がしてみたい。
しかし、海外営業として企業に内定を貰うには、高い英語力やスキルが必要・・・と思っていませんか?
もちろん海外で仕事をするのには高い語学力が必要です。
語学アレルギーがある人には無理でしょう。
しかし、「大学では英語を勉強していなかったけど、海外で働くためなら勉強できる!」
という人なら大丈夫です。
「でも、もう就活始まりそうだし今から勉強しても就活まで間に合わないよ・・・」
大丈夫です。
今回紹介するのは、就活までTOEICハイスコアをとれない人への必策、とっておきです。
もちろんこの秘策を使っても、実際にTOEICハイスコアを取っている人の方が有利です。
しかし、闘いの舞台へは上がることができます。
そしてさらにこの秘策とこのサイトで紹介している就活戦略を併用すれば、海外営業のチャンスを必ず掴むことができるはずです。
では、さっそく紹介します。
TOEICを諦める
まずやるべきは、TOEICを諦めることです。
これが一番大事です。
諦める、というのは低い得点で就活に挑むということではありません。
そもそも受けない、履歴書にも書かない、ということです。
「それで海外営業を志望するなんて無謀でしょ」
「TOEICの点数書かないで履歴書送るなんて書類で落ちるでしょ」
そんな声が聞こえてきますね。
大丈夫です。落ちませんし、無謀でもなんでもありません。作戦です。
では、その作戦とは何なのかを順を追って解説します。
短期留学へ行く
ココが全てです。
留学へ行きましょう。
最低でも1か月、できればそれ以上の留学です。
国は英語圏がベストですが、最悪どこでもいいです。
1か月以上の留学に申し込みましょう。
お金がなかったら借金かバイトで稼ぎましょう。
運が良ければ、大学のプログラムで格安で行けます。(大学によりますが、1か月7万とか、嘘みたいな金額で本当にあります。)
お金がなければ大学の教育課に乗り込んで、担当にかじりついてでも格安留学プランを探し出してください。
場合によっては企業が主催しているものもあります。これもチェックしましょう。
何が何でも海外に行ってください。
英語ができるインテリ就活生をぶっ飛ばすには、行動力です。
海外で何をするか
海外に行くことができればこの作戦は9割完成していますが、可能なら留学先で実績といえるような成果を出しましょう。
それができれば、後の面接でも有利になります。
あなたが海外でやったこと全てが、ガクチカになります。
ここで実績を出せれば、TOEICで高得点を取っただけの人間に差をつけることができます。
企業選びに時間をかける
帰国したら、企業の研究です。(海外で既に実績を作っていたら、海外でここまでやっても構いません。)
企業研究に時間をかけることが大事です。ちゃんと時間を確保しましょう。
海外営業を募集している企業をリスト化する
まずは、海外営業を募集している企業を片っ端からリスト化します。
最低20件、できれば50件くらい見つけましょう。
これはリクナビやマイナビなどでフィルター検索すれば簡単に見つかります。
その中で、自分が良いと思う企業だけを20社以上見つけましょう。
Excelなどで管理するのもおすすめです。
自己分析をしない
時間を確保するためには、自己分析などやっている暇はありません。
「就活なのに自己分析しなくて大丈夫なの?」
大丈夫です。これまでも私の言っていたやり方で上手くやってきたはずです。
信じてください。
自己分析をやらずに就活で内定を得る方法はこのサイトで詳しく解説しています。
なぜ自己分析が必要ないのか、なぜ自己分析をすると就活が上手くいかないのかも全部書いてあります。
そもそも、ここまで本当に実行できたあなたなら自己分析は終わっているはずです。
あなたの強みは「行動力」
ガクチカは「海外留学とそこでの実績」
これで終わりです。
弱みは適当に「留学前までは適当に学生生活を過ごしてしまっていた、でも色々経験したからこそ今の私がある」とか言っていれば大丈夫です。
あなたに自己分析は必要ありません。
そもそも行動でしか自分を知る方法はありません。
書類選考を突破するためには工夫が必要
さて、ここからが実際に選考に入ります。
まずは書類選考、ここが一つの山場です。
TOEICの勉強をせずに海外営業を志望するのですから、当然工夫と戦略が必要です。
TOEICなしで書類選考を突破する
TOEICでハイスコアを持っていない以上、中途半端な点数を載せるくらいだったら、書かないほうがマシです。
その代わりガクチカ欄に留学経験を書くことになると思いますが、そこで「英語を使ってコミュニケーションをとった」ということをしっかり匂わせてください。
「得意な英語力を活かして〇〇をした」
「英語が苦手な人もいたが、○○などをして周りをサポートした」
この記事を読んでいる人は英語が苦手だと思いますが、それを感じさせないようなアピールをしましょう。
TOEICの点数が低くても、要は英会話さえできれば英語での実績は作れるので、何とかやり切りましょう。
「英語ができないのに英会話なんてできるわけない」と思われるかもしれませんが、大丈夫です。
私もTOEIC300点の頃(就活していたときも300点くらいでしたが)、ソウル大学のエリートとウェアラブル端末の話や経済のトピックなど専門的な話を英語でしていました。
ジェスチャーや比喩表現でなんとかやりくりすれば、適当な英語でもなんとかなります。
くじけずに未来を切り開く力が必要です。
面接が最大の勝負
書類選考を突破したら、次はいよいよ面接です。
(SPI対策については他の記事で全部解説しているのでそちらを読んでください)
この面接が最も大きなハードルになります。
なにせ、TOEICハイスコアの就活生に、TOEICの記載なしで勝たないといけません。
それなりの戦略をもって面接に臨まないと、内定を獲得できません。
面接では、様々な質問がされるはずです。
- 学生時代に力を入れたこと
- なぜこの業界を選んだか
- なぜこの会社を選んだか
ガクチカについては、留学しているときに誇れる実績を作っていれば、それがそのままガクチカになります。
それ以外の定番の質問については、このサイトの記事を参考にしてください。
ここではそれ以外の、あなたが一番聞かれたくない質問の対策をお伝えします。
最も聞かれたくない質問
最も聞かれたくない質問。
「履歴書にTOEICの点数書いてないけど、TOEICの点数は何点ですか?」
この質問はまず間違いなく聞かれると思っていいです。
海外営業を志望しているのにTOEICの点数を書いていないので当たり前の質問です。
この質問に対して、
「ええと、実はTOEICは300点で・・・」
などと答えれば当然内定は得られません。
ここで上手く答えて、修羅場を切り抜ければなりません。
私ならこう答えます。
「TOEICの勉強はしていません。勉強すれば800点くらい取れるようになると思いますが、あれはあくまでもリスニングとリーディングの能力を測るための試験です。」
「実際にコミュニケーションの場では話す力が必要ですし、実地で何かをした経験の方が重要だと考えています。留学して○○という結果を出す経験した今も、やはりそう思います。」
ここまで一気に言ってしまいましょう。
口頭にして10秒前後だと思います。
この表現ならば、
- TOEICはあくまでも勉強していないだけ
- 勉強しようと思えばハイスコアは取れる
- 逆にTOEIC勉強しただけのインテリなんて意味ない
というニュアンスをさりげなく醸し出すことができます。
ここまで強く言い切れば、面接官も納得するはずです。
なにせあなたは実際に留学し、結果を出しているからです。
面接を受けている頃には自信に満ち溢れた表情をしているでしょう。
ここまで行けば、内定は簡単に出るはずです。
まとめ
いかがでしたか?
かなり長い文章になってしまいました。
余談ですが、この文章を書いているとき、一度データが飛んで書き直すハメになりました。
なので「まとめ」を書くのも2回目です。やり直しを含めるとこの記事のために5~6000字書いています。
この私の苦労が無駄にならないためにも、絶対に海外勤務を達成してください。
それでは、就活の成功を願っています。
このサイトで公開している、9割以上の確率で選考を突破した独自の就活戦略。
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