多くの就活生にとって最も苦手な質問。
「あなたは何がやりたいの?」
やりたいことなんて、普通分かりません。
もし現段階で何かやりたいことがあったとしても、そのモチベーションがいつまで続くのか、趣味ではなく仕事にするべきなのか、まで考えると答えに窮すると思います。
この記事は、やりたいことが見つけられず就活が止まってしまっている就活生へ向けた記事です。
就活の出発点は「メリット」から始まる
就活は何から始まるのでしょうか。
一般的に、「やりたいことを探す」ことが就活のスタート地点になっているように感じます。
多くの人が、「何を仕事にしようか」「どんな企業に行こうか」と考えることを始まりとしている現実。
しかし、これは正しいことなのでしょうか?
「やりたいこと」を始点にしてもいいことはない
私は、「やりたいこと」を始点にする就活には反対です。
なぜなら、やりたいことを考えろと言われると、難しくて何もできなくなってしまうからです。
やりたいことが分からないから、とりあえずうんうん唸って、時間だけを無駄にしてしまうのではないでしょうか。
もしかしたら、今この記事を読んでいるあなたがそうかもしれません。
この、自分のやりたいことから就活を始める方法は、無理だと思うのです。
やりたいことがないと内定が取れないという誤解
そもそも、なぜ皆さんは「やりたいこと」を考えてしまうのでしょうか。
選考を受ける企業を選ぶためでしょうか。志望動機を作るためでしょうか。
しかし、もし今やりたいことが明確にあって、しかもそれをビジネスの現場で活かせるのなら、自分で起業できるはずです。
わざわざ就職する必要はありません。
皆さんは、本当は「内定を取るため」にやりたいことを考えているのではないでしょうか。
しかし、内定を取るのに、自分のやりたいことなど不要です。これが私の主張です。
その仕事で何を得るのかを考える
私は、就活の出発点を変えるべきだと思います。
やりたいことから企業を選ぶのではなく、自分にとってメリットがある企業で働くのがおすすめです。
年収や休日の多さ、身につくスキル、転職のしやすさ等。
その企業で働くことは自分に何をもたらすのか?ということから始めましょう。
就活では全てを取りに行く
自分に何をもたらすか、自分にとってのメリットは何かと言われれば、逆に悩むかもしれません。
しかし、そこまで難しく考える必要はありません。全て条件の良い企業に行けばいいだけです。
妥協など不要!
就活においては、「全てを取りに行け」というのが私の持論です。
つまり、「休みが多いから給料は妥協する」とか、「県内の企業が良いから他の条件は悪くてもいい」とか、そういう考え方をやめましょう、ということです。
- 休みが120日以上
- 給料が良い
- 業績も良い
- 他でも通用するスキルが身につく
- 副業可の企業
このくらい高望みしても大丈夫というのが私の意見です。
高学歴でなくとも、ハイスペックな就活生でなくとも、これくらいの条件を満たす企業に行くのは全然不可能ではありません。
なぜなら、優良企業は世の就活生に知られていないことが多いからです。
だから、企業リサーチをしっかりすれば、ごく普通の就活生でも優良企業から内定を取ることができます。
嫌いなことを除いていく
むしろ、志望企業の選び方は、もっと消極的で良いと思います。
「自分のやりたいことを仕事にしなければならない」なんて無理に前向きにならなくても、
- 営業はやりたくないから営業以外で条件良いところに行きたい
- 人と話すと疲れるから、社内で完結する仕事が良い
というくらい、自分に素直で大丈夫です。
これでも、就活戦略の骨組みがしっかりしていれば十分内定が貰えます。
最後に
いかがでしたか。
「やりたいことを見つけなきゃ」と、自分にプレッシャーをかけていた人は、少しは楽になったのではないでしょうか。
就活は冷静な戦略が勝負です。
もっと現実的に、内定を取りにいくことを主眼においてもいいのではないでしょうか。
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