就活は不安との闘いです。
その不安を払拭するために、インターンで他学生と情報交換したくなる気持ちも分かります。
実際、インターンの際には情報交換の時間があるのが普通ですし、情報交換のために参加する就活生も多いと思います。
しかし、就活は自分のアタマで考えるもの、というのが鉄則です。
インターンで情報交換に注意を取られてしまっては本末転倒です。
今回は、なぜ情報交換を求めすぎてはいけないのか、どのように就活を進めていくべきなのかについて解説していきます。
インターンで他人を気にしすぎてはいけない
冒頭でも書いたように、インターンで、というよりは就活全体を通してですが、周りを気にし過ぎるのはやめた方が良いと思います。
皆さんは、内定を取るために最も大事なものは何だと思いますか?
私自身、上場企業を含め内定無双した経験から言うと、内定に必要なものは「自信」です。
少なくとも、面接で役員と対等に話ができるだけの自信が必要です。
実社会で経験を積んできた相手(面接官)に、臆せず話ができるのは、自分のロジックに自信がないとできないことです。
インターンで周りの意見に一喜一憂しているレベルでは全然もの足りないということです。
本当に価値のあるインターンとは
では、本当に価値のあるインターンとは何でしょうか。
それは、
- 自分の「仮説」を検証する
- ロジックの「種」をゲットする
このどちらかだと思っています。
インターンで「仮説」を検証する
就活生である皆さんは、当然社会での経験などありません。
しかし、皆さんには皆さんの考えがあり、生き方があります。
そしてその意見が正しいかどうかは、就活の「選考」の中で問われてきます。
その前に、インターンで業界の雰囲気や社会人との会話を通し、自分の肌で社会を感じてみてください。
それはきっと、就活本番前のインターンの時期にやってプラスになることです。
ロジックの「種」をインターンで拾う
また、探りの意味でインターンに参加するメリットはあると思います。
自分の意見を持たねば就活で勝てない、というのは私の持論ですが、それがなかなか難しいことであるというのも事実です。
そこで、まずインターンに参加してみて、色々な人と話してみる、色々な業界を知っていく。
そのプロセスの中で、自分なりの何かを掴んでいくという考え方もあるのではないでしょうか。
他の就活生の意見や動向が気になるのは仕方ない
ここまで、周りを気にせず自分の就活戦略を進めていくことを推奨してきましたが、周りが気になる皆さんの気持ちも分かります。
夏と冬でインターンに対するスタンスも変わる
夏インターンは遊び感覚でも良い
早い人なら3年生の春ごろから就活を始めているかもしれませんが、多くの就活生は夏の段階では就活は本格化していません。
就活をしなくては、と意識しつつも具体的な行動には移せていないのではないでしょうか。
私はそもそもインターン不要というスタンスですので、夏インターンは遊びのつもりで気軽に参加して良いと思っています。
できるだけ多くの業界に参加してみる、またはあえて同じ業界で複数の企業に参加し違いを考えてみるなど、そのくらい軽い気持ちで参加して良いのではないでしょうか。
冬インターンも遊びで良い
まあ、冬インターンも遊び感覚で参加してみて良いと思います。
もちろん志望業界、志望業種が絞り込めている人は選考通過を考えてもいいと思いますが、そもそもインターンに参加していなくても内定は取れるので、冬まで遊び感覚で良いと思います。
就活に対する意見が固まっていない時期でも、慣れのつもりで参加してみて全然大丈夫です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
インターンで周りの意見に流されてばかりでは、自分主体の就活にはなりません。
周りの意見に左右されず、自分の就活を進めていくことを意識してみて下さい。
では、皆さんの就活が成功することを祈っています。
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