公務員になるデメリット
公務員になるということは、やりがいのないつまらない仕事を50年間続けるために、高い倍率を潜り抜ける選択をするということです。
あまり褒められた選択ではないと思います。
副業できない
公務員を勧めない圧倒的理由がこれです。
副業ができない。本業以外の稼ぎを持てない。
逆に、副業解禁されたら公務員も悪い選択肢ではなくなるでしょう。
ただ、先進的な市町村でも副業は限定的で、有償ボランティア解禁とかその程度のものであるのが現状です。
この先も10年は変わらないでしょう。
就職難易度が割と高い
公務員の倍率は現状かなり高いです。
さらにコロナの影響で安定思考の就活生が増え、今以上に倍率が上がるのは目に見えています。
市町村によっては今後のAI化やRPAの導入、人口減少を見据え、採用を絞る場合もあるでしょう。
公務員試験の勉強に時間を費やしてまで行くような魅力的な就職先ではないと思います。
今後が微妙に心配
今後公務員の人員は減るでしょう。
公務員の昇給はかなり緩やかなので、今の就活生が高給になる頃にはどうなっているか分かりません。
というか確実に給料もボーナスも減っているでしょうし、退職金はあるかどうかも分かりません。
専門的なスキルが身に付くわけでもないので、今後50年以上働くことを考えれば、割と不安な職業だと思います。
サービス残業の可能性がある
これに関しては部署や上司によるのですが、残業はかなり多いという情報も出ています。
しかも、夜12時まで残業するような部署もあり、サービス残業も多いとか。
私の中学時代の友達は経理関係の部署にいて夜中の2時まで残業した日もあったそうです。余裕で引きました。
公務員就職のメリット
公務員にもメリットはあります。
場合によってはかなりのメリットになるので、人によってはかなり魅力的な就職先になると思います。
次は公務員のメリットを詳しく見てみましょう。
ボーナスが高い
やはり、公務員のボーナスの高さは魅力です。
基本給自体はそれほど高くないですが、圧倒的にボーナスが高いですね。
コロナによる不況で多くの民間企業がボーナスカットを行うなか、公務員なら年間80万前後のボーナスが見込めます。
これはかなり魅力的な要素になるでしょう。
休みが多い・規則的
公務員は盆正月が確実に休みですし、基本はカレンダー通りの休みが取れるようです。
一部の情報筋からは(部署によっては)サービス残業が多い、休日出勤がある、盆正月は若手はずれる、などというタレコミもあるようですが、民間よりは規則的に休めるようです。
これもプライベートを重視するなら重要なメリットになりそうですね。
育休・産休を取りやすい
主に女性の話になりますが、育休・産休はかなり取りやすいですね。
産後の復帰もしやすいようです。
これは女性にとってかなり重要なことだと思います。
私の優秀な女性の先輩も、これが決め手で県庁に就職しました。私自身も、もし女性なら県庁就職も大きな選択肢になったと思います。
公務員夫婦という強力なコンボが見込める
社内結婚をすれば、夫婦で公務員ということになります。
公務員夫婦なら、休みも大体同じで、産休・育休を取りやすく、安定的に昇給し、盆正月も休め、ボーナスも倍です。
これはかなり魅力的なコンボですね。
とはいえ、これらのメリットは公務員でなくても享受できる
公務員にも確かにメリットはあるのですが、上記の特徴は民間でもないわけではありません。
- 高いボーナス
- 定期的な休み
- 育休・産休
- 職場結婚で2馬力
これらを見込める安定した企業は探してみると割と多く見つかります。
企業なので公務員ほどの安定性があるわけではないですが、民間企業なので副業できるというのが大きな違いです。
公務員就職も決して簡単ではないので、基本やはり民間に行くのが良いと思います。
公務員を選んだ人のキャリア戦略
では、公務員を選んだ人はどのようにキャリアを気づき上げていくべきでしょうか。
結論から言うと、公務員の中で順調に出世していくことが最も無難な選択肢になると思います。かといって、公務員の出世はかなり年功序列なので、特にするべきこともありません。
まじめに仕事に取り組むことくらいでしょうか。
【結論】公務員の良さはあまりない
公務員は確かに安定しているし、給料も決して低くない。
社会的な評価も悪くありません。
この記事ではけっこう悪く言ってしまいましたが、決して悪い選択肢ではないと思います。
それでも、先ほども言った
「公務員のメリットは民間でも享受できる」というのが全てだと思います。
公務員にしかないメリットというものがないor薄いので、ならば副業できる民間企業に行きましょう、となります。
まとめ
ここまで論理的に示してきた通り、公務員はあまり推奨できる職業ではありません。
しかし、地方に就職する人など、ごく一部公務員がおすすめできる人もいます。
重要なのは、自分のなかで根拠を詰めて考えることです。
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